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短歌 五・七・五・七・七コミュの御題『夏』

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夏突入!セミが鳴いてるよ!ひまわりが咲いてるよ!

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炎天にカフェで表を眺むれば
地獄目にするブッダの気持ち
『青春』と字では書くけどいつだって
季節は夏だ 夏がきたんだ
そうめんを食べたいけれど 汗かいて湯がくのならば 湯がくのならば
花園に狂(ふ)る遊び女(め)と契りし後地獄に堕ちよ七月と我

希みさえ無い恋だけど花園に今いるのだと想う 七月

はつすいか種をみつよつ吐きながら底の白うなるまで食ひて夏
太陽を犯すと語る花魁の吐瀉物に濡る花園真夏
もう少し飲みたさそうにカラカラと氷鳴らして友人の立つ
浴衣着るのは面倒で下駄だけを履いてカラコロ歩こうかしら
節電で29度に設定をしたら熱風吹き出す機械
階下より髭を剃る音きこえきて蝉と紛へる七月初旬
仕事途中マックのソフトクリームを毎日食べていると父言う
沖縄の別れの民謡聞く夕べ
君も誰かのもとへ旅立ち
冷房を控えめにする店入いり友の声上ぐ
「あ〜涼し…くない」
じいちゃんの着てるTシャツ
「サーフィン」
の英字踊れど本人読めず
甚平を 寝巻き代わりに 来てみたら
かなり快適 着心地いいな
この暑さ さらにこれからセミが鳴く

セミが鳴くんだ さらにこれから
8月の予約に
「ジャケット着用」
と言わる老舗の鴨料理店
梅雨明けももうすぐかしら浅草寺ほうずき市の準備はじまる
「明るいと暑い気がして」ばあちゃんがカーテン閉め切り電気を消して
高湿度高温の夜海に似て平泳ぎするビール片手に
デパートの前に巨大な氷あり
「水を飲むな」
と注意書きあり
完熟の桃の匂いはどんぶらこ包み流れた母なる匂い
炎天下 雲の流れを みつめつつ 扇風機吹かれ ひきこもり 僕
ばあちゃんとサーティワンに行ったけど
「バニラでいい」
と言ってつまらぬ

黒い夏。



それならばきっとどこかの貸倉庫
あなたはそこで死んでいるんだ

押しつける日差しの奥で
笑うのはなぜ?
もう夏は来ないというのに

猛暑日の
日差しの中の一点に
黒く震える殺意があった

見よ
空を
入道雲は夏風に焼き殺された魂なのだ

照り付ける日差しを浴びて燥ぐ君波打ち際で砂山造る
海坊主みたいな男ケーブルを降りて山道行く御岳山
夏いねとぽつりとぼけて冷やかに寒いと返す睦まじきかな
クーラーも
なく父母と
川の字の
幼き頃を
想うこの夏
遊女霊我抱きしめる白き昼九段の坂に影死ぬる夏

プロ市民 古典右翼の怒号 夏 私の肌は 君想い出す
暑いけど未だ我が家は扇風機大義名分節電の為

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