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クラシック音楽館アマ〜プロまでコミュの楽曲音源について

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YouTube等には不明の演奏家の音源も数多く掲載されています。
演奏家データを調べてみても、検索に殆ど出てきません。
更に、発売(発表)されている音源もその出所は皆目不明なものも多数あります。

<例>
●Paganini: Concerto for Violin and Orchestra No.2 in B minor Op.7
https://www.youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_nIARggjXWuk6st1vRJzmq-O8ejyiYslmM
アンドレイ・コルサコフ(Vn)
ディミトリ・スヴェトラーノ指揮/ソビエト国立交響楽団

となっていますが、アンドレイ・コルサコフは1991年没で亡くなっていますし、この音源の発表は2010年です。ディミトリ・スヴェトラーノという指揮者は2010年に突然登場します。プロフィールを検索しましたが、見つかりませんでした。
アンドレイ・コルサコフの共演は圧倒的にエフゲニー・スヴェトラーノフが多いですし、この二人が10年以上の歳月を超えて共演しているとは考え難いのです。

一応ですが、調べてみたところ、以下のCDが見つかりました。指揮者名はエフゲニー・スヴェトラーノフとなっています。
●Paganini: Violin Concertos Nos. 1 & 2, "La Campanella"
https://www.youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_mVNKothZlJbyZsYYsPfEEwZeNVvIqvHkc
※但し、録音時期の記載はありません。プレイリスト、No.4〜
※プレイリスト、No.1〜3(ヴァイオリン協奏曲第1番)は全く異なる演奏者の録音です。

そしてもう一つの不明な演奏録音は以下のものです。

●Wieniawski: Violin Concerto No. 2 in D minor, Op.22
https://www.youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_m2zXYyaWMvgKz9Z4r1LGy0Lfe4lFXTCY8
ブルーノ・ツィヴィッカー(Vn)
ヘンリー・アドルフ指揮/ミュンヘン交響楽団(旧クルト・グラウンケ交響楽団)

と言う内容ですが、ブルーノ・ツィヴィッカーは写真もプロフィールも何も見つからないのです。録音時期も不明ですし、皆目不明なのです。
一応、Naxosに2枚のCDとApple Musicに十数タイトルの配信音源がある様です。
また、ヘンリー・アドルフという指揮者も幽霊指揮者として有名です。

※どちらの録音も配信専門のOne Media Publishingの音源提供です。

なお、他からの情報としてですが、過去の放送局やレコード会社が処分で手放したアナログ音源を買い取って適当な演奏者名でCDを製作して発売している例もあるのだとか…幽霊指揮者や幽霊オーケストラと一般に言われている様です。

<参考サイト>
●幽霊指揮者
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%BD%E9%9C%8A%E6%8C%87%E6%8F%AE%E8%80%85

●幽霊オーケストラ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%BD%E9%9C%8A%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9

コメント(6)

クラシックには、こういう偽物ブランド詐欺みたいなのが、たまにあるみたいですね。

景気が良かった頃、本場(ヨーロッパ)では存在しないオーケストラが、いかにも本物っぽいオーケストラ名前で売り出し、べらぼうな高額チケットで興行していたりもあったそうです。 実際は、日本にきていた外国人奏者をかき集めただけの、インチキオーケストラだとか(笑)。
ネットの無い時代は、バレなかったようですね。

オーケストラ名に、ウィーンとか、ドイツとか、アマデウスとか、アカデミーなんちゃらとか、
それらしいキーワードを名前に、組み込めば、マニアや業界通でない普通の聴衆は、簡単に騙されます(笑)。
まぁ、幽霊演奏家ではありませんが、世界最大のレコード通販会社だった「コンサート・ホール・ソサエティ(Concert Hall Society)」は独自に出演交渉をして録音しまくっていたそうです(笑)。
そこにはウラド・ペルルミュテール(Pf)やカール・シューリヒト(Cond)等の大物音楽家も居ます。
我が家にもマゼールの若い頃の録音や、ニキタ・マガロフ(Pf)の録音が詰まったレコードが1枚あります。
但し、詰め込み過ぎて、正常なピッチで記録されていません(笑)。
正常な回転数で再生すると、約半音高く聴こえてしまうのですw

話は変わりますが、音楽祭のために一時的に結成されるオーケストラも現実に存在するので、判断は難しいのが現状です。
映像であれば、ある程度の判断が出来ますが、AI(人工知能)の登場でそれも危うい感じですw

もしかしたら「新たな幻の録音・映像を発見」と称して、現実には無い、新たな「フェイク」の録音や映像が発表されるかも知れません。
フェスティバルオケの場合だと、ソリストや指揮者に、有名どころが出演しているかが、判断どころですね。
録音の場合は、まったくインチキもあり得ますので、信頼できるレーベルで選ぶようにしています。

あと、フェスティバルオケのインチキともなると、奏者がクラシック奏者以外(歌謡曲、演歌、ポップス)のバンドマンも混じってるという話を聞いたこともあります(笑)。
逆に、クラシック奏者がバイトで、バンドマンに混じることも(笑)。
まぁ、それは別に抵抗無いと思いますけど。

ネットの無い時代は、世の中、知らぬが仏のインチキ社会でなりたってたってことで
すよね(笑)

まぁ、私もミュージカルのバックバンドのエキストラをやりましたから、それは十分にあり得ますね(笑)。お陰でコード譜が読める様になりましたけどねw
同学年のある女の子はバックコーラスで出てたりしてましたよw

まぁ、インチキかどうかは聴く側が最終的に判断する事だと思いますが、映像の無い音源だけの場合は良い演奏なのかあまり良くない演奏なのかの判断をするしかないと思います。

誰の演奏であっても良い演奏であれば満足できると思います。

有名演奏家の演奏でもあまり良くない演奏はあり得るので、判断がより難しくなっていると思います。

更に録音の仕方にも左右されるのでそれが悩ましい所なのですw

特に演奏にムラが多い演奏家の場合は判断に困ってしまうのですw

結局、どれだけ発信元のデータが正しいかが判断の基準にならざるを得ないのです。

もちろん、古い録音メディア(レコードやCD等)であれば発売レーベルの確認は重要になります。

ただ、その場合でもオリジナルを確認する必要があります。

一つの例ですが、国内ではCBS/SONYで発売されていても録音はCBSコロンビアだったりするのです。

それが旧東欧圏になるともっと複雑です。例えばですが、旧東ドイツの場合、ドイツ・シャルプラッテン・ベルリンが唯一のレコード会社ですが、レーベルが複数あるのです。クラシック・レーベルは主に「エテルナ」ですが、現代音楽は「NOVA」になるので、その中間が曖昧です。
更にDENON、CBS・SONY、Teldec、EMI、Philips、独グラモフォン等との共同製作も多数あるので、厄介なのですw

発売レーベルと録音会社が同一とは限らない点にも注意が必要です。

主に自分の記憶を元に製作会社(レーベル)を記載していますが、訂正が必要かもしれません。

フルトヴェングラーの「運命」等、中には同じマグネトフォン音源録音が2つのレコード会社(フィリップス&独グラモフォン)から発売されている例もあります。
なお、世界的な社会情勢の変化に伴い、ドイツの様に統廃合が行われているオーケストラも数多く存在します。

そして新たにメジャーになりつつあるオーケストラもあります。そうした面をすべて把握して判断する必要があるので、確認作業だけでも大変なのです。

ある程度の信頼性のある情報である事が重要ですが、その判断も海外となると一筋縄では行きませんw

第二次世界大戦直後のオーケストラ名が伏せられていた様に、意図的に名称が変更されている可能性も否定できないのです。

更に実際に名称を変更しているオーケストラも数多く存在します。

例えばですが、アムステルダムに本拠地を置くコンセルトヘボウ管弦楽団ですが、以前はアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団でしたが、創立100周年を迎えた1988年、ベアトリクス女王より「ロイヤル」(Koninklijk:王立)の称号を下賜され、現在のロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団に改称されました。

また、従来はエーテボリ交響楽団として知られてきた主にネーメ・ヤルヴィの指揮で有名なGothenburg Symphony Orchestraですが、現在はヨーテボリ交響楽団と呼ばれています。これはスウェーデン語の発音の問題かとは思いますが、非常にややこしいのですw

多少の理由の違いはありますが、こうしたオーケストラの名称変更はヨーロッパ各地や旧ソ連にあり、それが複雑さを増しているのです。

更にレーベルの新たな登場もあります。どこまで正確な情報を得るかが鍵と言えるかと思います。
なお、HMVとコロンビアが合併してEMIが作られましたが、盤面印刷レーベルは複数の種類があって複雑です。更に日本での発売元との関係も複雑に入り組んでいます。

詳しくは以下のサイトが参考になると思います。
●クラシックにおけるEMIレーベルの変遷 ー エテルナ825 音楽とオーディオ、アナログとデジタル
https://eterna825.com/emi_history

他にもCBSコロンビア(米コロンビア)とRCAビクターが絡んでいるので複雑です。

そこにユニバーサルやワーナーやソニーが絡んでいるので複雑極まりないという感じなのですw

一方、英グラモフォンの子会社としてスタートした独グラモフォンですが、独シーメンスに買収されましたが、独グラモフォンレーベルは継続されます。第二次世界大戦後、オランダのフィリップスの音楽部門と合併してポリグラムが設立されます。フィリップスレーベルは継続されます。
1980年にポリグラムは英デッカ・レコードを買収します。
英デッカ・レコードの日本での発売元だったキングレコードからポリドール(株)に移行します。
1982年、世界初の量産CDを発売します。
シーグラムがMCAレコード買収、さらに米デッカを買収します。
1988年シーグラムがポリグラムを買収してMCAと合併します。これが現在のDECCAグループです。

日本のポリドール(株)に関しては以下のWikipediaページの「日本のポリドール」をご覧下さい。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89

フィリップスの録音や英デッカの録音がユニバーサルから発売されているのはこうした経緯からです。

まだ調査中なので、ハッキリした結論には至っていませんが、調査の継続は必要だと思っています、

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